2012年01月26日
食の安全の問題は、これから何十年も・・・
〈放射能 本当のことを知りたい〉
東大医科学研究所特任教授 上昌広氏 「食の安全、除染より優先」
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120125160413144
時間がたつと、あらゆる食品に汚染が広がってくる。日本でもこれから20年、30年、気をつけなくてはならない
以下転載・強調は転載者
(2012年1月25日) 【中日新聞】【朝刊】
.内部被ばく 今後も注意を
東大医科学研究所特任教授 上昌広氏
−福島の医療の現状は?
「もともと医師不足なのに、震災後はさらに人手不足がひどい。南相馬市最大の病院でも、250床の病院に医師8人。満足な医療が提供できるわけがありません。放射能なのかストレスなのか、見分けはつかないけれども、高血圧、糖尿病など持病を悪くしている人が多い。相馬市のように放射能の影響が小さいところでも、前年度のデータと比較すると、明らかに悪化しています」
「初期に高い被ばくをした住民がいるのは確実です。南相馬では原発周辺から避難してきた人から、ガイガーカウンターの針が振り切れるほど線量が出ました。放射線大量放出があった3月15日は飯舘村などでは、子どもを外で遊ばせていました。土壌の汚染濃度も高い。甲状腺がんは将来出ると思います」
−内部被ばくの実情は分かりますか。
「ホールボディーカウンターのデータが、私たちの測定で得られました。南相馬では2800人測定し、ほとんどの人で、セシウム137の値が、体重1キログラムあたり10ベクレル以下。平均値は低いのです。しかし30ベクレルを上回る子どもが数人いました。体内のセシウム量は1週間くらいで半減するから、この子たちは継続的にセシウムを摂取していたということです。一人一人聞くと、親が放任的で家庭菜園の野菜などを食べさせていたようです」
(転載者注・ホールボディーカウンターですべての被ばくを把握できるとは限らない、という専門家もいるようです。(参考出品)ホールボディーカウンター: 設置場所とメーカーによってこんなに違う.7台のWBC(1台を除き椅子型)のバックグラウンドスペクトルを比較してみた(1/25-26に福島で行われるWBC学術会議で使用予定)→ http://twitpic.com/8a9eov )
「被ばくした子と親に、食生活の個別指導をすると、しばらくして数値はぐんと下がった。またデータを見せられて、被ばく量が少ないと分かった人たちはとても安心していました。政府が『問題ありません』というよりも、データを知る方が説得力がある」
−これから気をつける点は。
「ウクライナでは、チェルノブイリ事故後10年たって、内部被ばく量が再び上がり始めた。原因は食品の汚染。時間がたつと、あらゆる食品に汚染が広がってくる。日本でもこれから20年、30年、気をつけなくてはならない。ウクライナの研究者は、内部被ばくに関しては、日本の初期対策は成功したと評価しています。汚染された食品の流通を止めたからです」
(引用者突っ込み→全然止めてないと思う!暫定基準値は高すぎ。測定は少なすぎ。だから儲かればいいという悪徳業者による混ぜ込みや偽装が当たり前になっているでは?流通経路の一か所でも悪いことしたら、汚染食品はあっという間にばらまかれる。)
「投入できる資金も人手も限られている中、ウクライナでは、環境の除染はあきらめ食品の安全確保に力を入れています。街のあちこちに線量を測定する装置があり、店で売っている食材にもベクレル数が書いてあるんです。日本政府は除染に大量の資金をつぎ込む姿勢ですが、それには疑問を感じます」
(転載者注・除染には原発の設置運営と同様に、巨額の利権が絡むと言われてます。)
かみ・まさひろ 1968年兵庫県生まれ。東大医学部卒。血液内科医として臨床に携わる。現在は医療ガバナンスが専門。福島の被災地で教室スタッフと診療にあたる。
(ここまで転載)
.
利権が深く絡むという東大の医師がここまで言うんだから・・。
転載者としては、良心的な識者が言うように、避難の規模を広げ(特に妊婦さん・母子)、測定を強化する方が将来の危機を避ける対応だと思いますが。
・・・だって、放射能、漏れ続けてるよね。
除染っていつまでどこまでする気?
これぞマッチポンプ・・・
マッチポンプとは?
「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」などと喩えられるように、問題や騒動について、自身でわざわざ作り出しておきながら、あるいは自身の行為がその根源であるにもかかわらず、そ知らぬ顔で巧妙に立ち回り、その解決・収拾の立役者役も自ら担って賞賛や利益を得ようとする、その様な行為を指して用いられる表現である。
(ウィキペディアより)
(ツイッターより)
irukatodouro 戸谷真理子
みんな、国に騙されて、学者にだまされて、プルトニウムは重いから飛ばないっていった学者の言い分まだ信じるのかなあ。福島の放出量上昇したんですよ。1月になってから、毎日2億4千ベクレルも放出が増加。14億4000万から16億8000万ベクレルに。そういう情報のほうがよほど大事と思うが
「隠蔽」批判免れず=震災・原発対応、検証困難に
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012012700919
(時事ドットコムより)
東大医科学研究所特任教授 上昌広氏 「食の安全、除染より優先」
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120125160413144
時間がたつと、あらゆる食品に汚染が広がってくる。日本でもこれから20年、30年、気をつけなくてはならない
以下転載・強調は転載者
(2012年1月25日) 【中日新聞】【朝刊】
.内部被ばく 今後も注意を
東大医科学研究所特任教授 上昌広氏
−福島の医療の現状は?
「もともと医師不足なのに、震災後はさらに人手不足がひどい。南相馬市最大の病院でも、250床の病院に医師8人。満足な医療が提供できるわけがありません。放射能なのかストレスなのか、見分けはつかないけれども、高血圧、糖尿病など持病を悪くしている人が多い。相馬市のように放射能の影響が小さいところでも、前年度のデータと比較すると、明らかに悪化しています」
「初期に高い被ばくをした住民がいるのは確実です。南相馬では原発周辺から避難してきた人から、ガイガーカウンターの針が振り切れるほど線量が出ました。放射線大量放出があった3月15日は飯舘村などでは、子どもを外で遊ばせていました。土壌の汚染濃度も高い。甲状腺がんは将来出ると思います」
−内部被ばくの実情は分かりますか。
「ホールボディーカウンターのデータが、私たちの測定で得られました。南相馬では2800人測定し、ほとんどの人で、セシウム137の値が、体重1キログラムあたり10ベクレル以下。平均値は低いのです。しかし30ベクレルを上回る子どもが数人いました。体内のセシウム量は1週間くらいで半減するから、この子たちは継続的にセシウムを摂取していたということです。一人一人聞くと、親が放任的で家庭菜園の野菜などを食べさせていたようです」
(転載者注・ホールボディーカウンターですべての被ばくを把握できるとは限らない、という専門家もいるようです。(参考出品)ホールボディーカウンター: 設置場所とメーカーによってこんなに違う.7台のWBC(1台を除き椅子型)のバックグラウンドスペクトルを比較してみた(1/25-26に福島で行われるWBC学術会議で使用予定)→ http://twitpic.com/8a9eov )
「被ばくした子と親に、食生活の個別指導をすると、しばらくして数値はぐんと下がった。またデータを見せられて、被ばく量が少ないと分かった人たちはとても安心していました。政府が『問題ありません』というよりも、データを知る方が説得力がある」
−これから気をつける点は。
「ウクライナでは、チェルノブイリ事故後10年たって、内部被ばく量が再び上がり始めた。原因は食品の汚染。時間がたつと、あらゆる食品に汚染が広がってくる。日本でもこれから20年、30年、気をつけなくてはならない。ウクライナの研究者は、内部被ばくに関しては、日本の初期対策は成功したと評価しています。汚染された食品の流通を止めたからです」
(引用者突っ込み→全然止めてないと思う!暫定基準値は高すぎ。測定は少なすぎ。だから儲かればいいという悪徳業者による混ぜ込みや偽装が当たり前になっているでは?流通経路の一か所でも悪いことしたら、汚染食品はあっという間にばらまかれる。)
「投入できる資金も人手も限られている中、ウクライナでは、環境の除染はあきらめ食品の安全確保に力を入れています。街のあちこちに線量を測定する装置があり、店で売っている食材にもベクレル数が書いてあるんです。日本政府は除染に大量の資金をつぎ込む姿勢ですが、それには疑問を感じます」
(転載者注・除染には原発の設置運営と同様に、巨額の利権が絡むと言われてます。)
かみ・まさひろ 1968年兵庫県生まれ。東大医学部卒。血液内科医として臨床に携わる。現在は医療ガバナンスが専門。福島の被災地で教室スタッフと診療にあたる。
(ここまで転載)
.
利権が深く絡むという東大の医師がここまで言うんだから・・。
転載者としては、良心的な識者が言うように、避難の規模を広げ(特に妊婦さん・母子)、測定を強化する方が将来の危機を避ける対応だと思いますが。
・・・だって、放射能、漏れ続けてるよね。
除染っていつまでどこまでする気?
これぞマッチポンプ・・・
マッチポンプとは?
「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」などと喩えられるように、問題や騒動について、自身でわざわざ作り出しておきながら、あるいは自身の行為がその根源であるにもかかわらず、そ知らぬ顔で巧妙に立ち回り、その解決・収拾の立役者役も自ら担って賞賛や利益を得ようとする、その様な行為を指して用いられる表現である。
(ウィキペディアより)
(ツイッターより)
irukatodouro 戸谷真理子
みんな、国に騙されて、学者にだまされて、プルトニウムは重いから飛ばないっていった学者の言い分まだ信じるのかなあ。福島の放出量上昇したんですよ。1月になってから、毎日2億4千ベクレルも放出が増加。14億4000万から16億8000万ベクレルに。そういう情報のほうがよほど大事と思うが
「隠蔽」批判免れず=震災・原発対応、検証困難に
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012012700919
(時事ドットコムより)
Posted by ishigakikyusyoku at 16:24│Comments(0)
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