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Posted by TI-DA at

2015年02月20日

小出裕章先生の石垣島講演!

子供たちの未来をおもう篤志家の方々の御寄付と、ボランティアスタッフの日々の無償の努力の積み重ねで
1500以上の食品を中心とした放射能測定を続けてきた
石垣市民ラボの企画です。

この講演会が無料なのは、
先に述べたように、篤志家の方々の御寄付と、ボランティアスタッフの日々の無償の努力の積み重ねによるもので、
もちろん、ご多忙な中、わざわざ石垣島においで下さる小出先生のお気持ちも、大変ありがたいです。

石垣島での講演ということで、
メインのテーマとして、

お隣の国(といっても石垣からは那覇より近い)台湾で、
もし原発事故が起きたらどうなるのか?

というリスクマネジメント的な要素が強くなる予定です。
こちら石垣島にも放射能を避けて移住してきた方々も結構いらっしゃるし、内地にまったく縁なく暮らしている人は少ないので、
日本国内の放射能 汚染実態等のお話も当然出ると思いますが。

これは石垣市民、八重山全体としても、絶対に知っておいた方が良い情報だと思います。
(特にお子さん、お孫さんのことを考えたら)
海に遮られ土地はつながってないとはいえ、海と空気(風)に国境はないですし、
季節によって風の吹く向きは違うので、冬場は北風が多いですが、台風は南西からやってくることが多いですし。

備えても憂いてしまうのが
先の見えない、目に見えない放射能ですが、

子供たちの未来に責任を感じる大人としては、
日本国内だけでなく、近隣の中国や韓国、台湾などの原発のことも知っておいた方が良いですよね。

詳細はこちら↓
http://ishigaki-lab.ciao.jp/press_release.html

八重山の皆さん、めったにないチャンスですので、ぜひ拡散・お出かけください。

よろしくお願いします。




  

Posted by ishigakikyusyoku at 18:52Comments(0)放射能測定所・石垣市民ラボ

2015年02月20日

お弁当3周年記念日(もう過ぎたけど)

(最近よく見ている参考になるサイト→記事の一番最後にあります)

子供の給食をお弁当に替えて、あっという間に3年以上たってしまいました。
相談した時の校長先生は
「弁当を始めたら、お子さんが中学校を卒業するまで続けなくてはいけないということですよ。」と言っておられた。ということは、放射能の害について実はよくわかっていたということかもしれない。

一番ストレスなのは、決められたメニュー通りに、毎日お昼に合わせて作り、持っていくことと、
ステンレス保温容器3個(主食、スープ、おかず用)のパッキンの隙間など仕組みが細かいこと(毎回分解して洗うのが大変)。

給食自体に法的な強制力がないので、
持参するお弁当もメニュー通りにしなくてもよいし、
お昼に合わせて届けるまでしなくてもよいのですが、
メニューは同じが良いという子供の希望があり、その方が続くだろうと思い妥協。
また、食中毒を避け、他の子と同じように暖かいものを食べさせたいという気持ちから。
もちろん、合わせられない食材、手に入らない材料もあるので、その辺のアレンジはゆるめに。

献立・材料表や作っている人(単独調理校)を毎日見る限り、うちの子の行っている学校は、比較的安全な食材を使っていると思う。
そして、みんな同じであることを要求されがちな学校という空気の中で、それでも、「より安全な方」を選び続けてくれている子供に感謝。
変人(気にしすぎ)とは思われているかもしれないけれど、理解者も多い環境もありがたい。

あてにならない組織や人を待つより、まず自立(もちろん分かり合える友人同士の助け合いは別)、が目標で、一番大切な子どもの未来のために、無理やりでも何とか続けて来ることができた。

日々変化する情報を毎日調べること、何が一番大切か毎日自問して確認、そのためにどうするか考えること…。
ある意味、終わりなき地獄だけど、子供が自立するまでは、せめてたくましく生きようと思っている。

わかってきたことは311以前に汚染された食材も結構あるということ(今も汚染され流通)、福島以外にも放射能汚染はあるということ(原発施設、放射能を利用している施設などの周辺)、放射能以外の化学毒(添加物、農薬、市販商品の化学物質や産廃の影響など)が、放射能による免疫の低下との相乗的な健康被害をもたらすほかに、放射性物質を化学的に集めてしまう可能性もあること。

しかも、放射性物質はPM2.5と同じように、地球上をぐるぐる回って気流や雨で降下してくる(呼吸による内部被ばくは食べ物より危険)し、集めやすい農作物はため込んでしまう可能性がゼロではない。物流による汚染の複雑化の危険も(中古車とか肥料とか、強度に汚染されていても拡散されてしまう可能性)。

一般的に測っているのは数千種の核種のうちたった3種ほど。それも水分による遮蔽や計測時間など計測方法の問題、サンプル数の少なさ、均一的でない汚染実態の問題で、依然としてロシアンルーレットなことに変わりは無い。(より危険なストロンチウムやトリチウムはほとんど問題視されていないし)。

そのうえ…遺伝子操作(F1や遺伝子組換)まで考えたら、完全に安全な食材なんて、もしかしたら地球上にもうないのかもしれない。…ということに行きついた。

除草剤がまかれていない野草で、汚染をためにくい種類のもの…ならば? 野草の苦みやあくの強さは、大人はOKだけど、お弁当に使えるかと言われたら…?(実は少し使っているけど。)原始時代的、またはローフード的にだったらいけるかもしれないけど、どちらにしてもたくさん食べられるものではないから。


だからこそ、
「比較的安全」な食品をその都度選び続けなくてはならない。


加工品、いわゆる大手メーカーの商品は以前に増して買わなくなった(買えなくなった)から、スーパーに行っても買える物が本当に少ないけど、ごみも減り、出費も減った。(オーガニック的かつ放射能フリー食材は価格が高いけど、工夫して、無駄なものを買わなくなったし、病院に行かなくなったので医療費は減った。)

頂き物、子供の交友時のお菓子や食品…調べる必要があったり悩みは尽きないけど、いつも比べて調べて。流通による汚染は怖いけど、取り寄せ食材も結構ある。離島でも届くのがありがたい。(友人と共同購入も)

汚染が体に影響するしきい値はないし、
反応の個人差もあるし、
何よりも
いまだかつてない規模と種類の複合汚染だから因果関係などわかりにくいし。


失敗もあるけど、
知識と感覚を働かせ、その都度最善を尽くすしか ない


大変でも、家族の健康が一番の宝、幸せのもとだな、と思う。

お金=神的な社会だけど、どんなお金持ちで権力やコネがあって知識があっても、健康(精神・肉体的に)じゃなかったら、日常生活で幸せを実感しにくいんじゃないかな?

(日本は宗教とか自主規制的タブー感な空気があって、そこに経済・お金信仰が入り込み、精神的な幸せの軸が無いまたはズレてる人が多い気がする)

汚染がこれほど世界的に影響すると、より多くの人の関心が高くなって知識を共有できないと、地球全体と自分の家族の安全が維持できないと思うんだけど、それは難しい。個人の人生(生活)はそれぞれだから。

そのためにささやかながらブログを始めたんだけど、311から時間がたって、汚染による健康被害とかばかりを集めるのはつらいし、毎日いっぱいやることあるし、で更新が止まってました。ですが、個人的にお弁当記念日3年目を経過した日記的な記事を書こうと思い。(そこからも日がたってしまいましたが)



色々な場所で、
子供の命、安全、未来を一番に思って、つらい思いをされながらも努力を続けているお母さん、お父さん、大人たち、それに応えて頑張る子供たちに敬意を表します。


先細りの壊滅的な未来しか残せないかもしれない日本人の大人であることを、
子供たちに対して悲しく恥ずかしく思う大人の、
あまり意味のない悪あがきかもしれないけど、
それぞれの人が、絶望して何もやらないよりは、
各自が出来る事からやった方が絶対よいと思っているので。  (ゆ)


参考

製造固有番号調べなど まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2141431455385640601

石垣市民ラボ
http://ishigaki-lab.ciao.jp/list.html

べぐれでねが(検体を乾燥、濃縮させて測定)
http://beguredenega.com/

食品の放射能検査ニュース
http://shokuhinkensa.blogspot.jp/2014/10/2014.html
http://twilog.org/saito_mitsuo

牛乳汚染実態(水分による遮蔽による結果への影響と計測されていない放射性物質の核種の存在も言われてますね)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14119990059

院長ブログ
http://onodekita.sblo.jp/


敏感体質の人や発言・情報が参考になる人
https://twitter.com/cmk2wl
https://twitter.com/applecandyred
https://twitter.com/ufg2011
https://twitter.com/tokaiama

放射能の脳への影響(心臓=命に直結だけど、脳も怖い)
http://ameblo.jp/maimaikaimei/entry-11080073452.html

指標 (チェルノブイリ事故の汚染を経験したドイツを参考に)
ドイツの教科書
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111108/1320769945

ドイツ放射線防護協会からのメッセージ
http://ishigakikyusyoku.ti-da.net/e3693282.html

  

Posted by ishigakikyusyoku at 18:49Comments(0)放射線対策