2012年05月15日

迷いの5月

↓このブログは
311で本当は何が起きているのか必死で調べているときに出会って、
それ以来、時々更新されるのをチェックさせて頂いていましたが、
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/859741febbb07a74f8f93b23b9b3429f

結局、こういうことだったの?

と、あからさまに分かってしまうと、
今まで「何とかなるさ」、と思い込みたがってきた、自分の中の勢いが薄れ、
事の重大さと収束困難な見通しに打ちのめされ、
ある意味、無力感に打ちひしがれてました。
(政府の高官など、知ってしまっている人の中で、闇の深さを前に、虚無感に襲われて何もできない人もいるのではないかな~?とかリアルに想像してみたりとか。)

それに加えて、
やはり311以来時々チェックさせて頂いている
このサイト

http://emigration-atlas.net/

のオーナーさんからツイッター経由で海外移住を強くすすめるメッセージを頂き、
確かにそうではあるけれど・・・・。という複雑な思いを抱いていました。

それに加えて
友人と、今までも繰り返してきた会話

「あなたの見ている世界は、あなたが見たいと思って作り出している世界なのよ。(良いも悪いも超えたニュートラルな事実として)」

が、迷いを加速する作用をもたらし・・・。
(迷い自体が悪いとは思っていなくて、
ただ、その状態を自己観察していた。)


・・・いつ来るのか?

ず~っと休みなく巨大地震とフクイチの崩壊を心配し続けるのも疲れ、
子供の日など家族と楽しく過ごす日常と、
ネット上で展開される恐ろしい現実とのギャップも痛感し。


「では、放射能に対して家族と私は絶対に大丈夫」
と、100%一切疑いなく完全に
自分の前に展開する世界の意義を信じきることが出来れば、

私の目の前の世界は変わり、
(これは厳密にいえば宗教観の問題でもある)

この人生をもっと楽しい満たされたものにできるのであろうか?
(結局幻想であるならば・・・?)

とか。

休日も平日もそれなりにあれこれ忙しく過ごしつつ、
学校のある日は毎日子供のお弁当を作って学校に届けつつ、
なんか頭の中も、ぐるぐる忙しかったです。


う~ん。

とりあえず迷い多き5月半ば時点での結論。

私の未熟さゆえ もあって、
私は不安を100%手放すことができない、
という結論に現時点では到達。

とりあえず、子供はお弁当を喜んでくれてるし、
より安全な食事を子供に食べさせたいという気持ちは変わらないし、
給食をやめた事を後悔したこと今まで一度もないし
(むしろ、手間はかかるが嬉しい。)
お弁当は続ける。

海外移住の下見(シュミレーション)はちょっとしたし、
防災用品の常備と避難用品の整理とを進化させつつ、

でも。
悲観的にもなりすぎず、
自分の目の前の日常を生きていくしかない。
(とりあえず現時点で要緊急避難事態ではないという対応)


これが本当に正しいのか?
それはわからない。

人にもそれをすすめるのか?
それは、できない。
強制は、出来ない。


自己選択の権利は
当たり前に行使。
「自分はこう思い、実際にこうしているよ。」とは言えるし、言ってる。



311以来
命に対する危機管理意識の必要性と自己責任の重要性とか、
甘かった日本人全体に見直しを迫られている気がしている。

自分は主体的に動かないのに、人に厳しいとか・・・。


だから、自分(と子供)に関する決断は、
最終的に各人が自分でするしかないと思っているので。


未熟さや無力感を味わいつつも、
出来る限り自分や家族と仲良く、
その都度、丁寧に
最善の選択を繰り返して、
自分に嘘をつかずに一生懸命与えられた命を全うして生きていくしかない?


それにしても
放射能以外の自然災害、天変地異、
どう考えても変化の時代なのだと思い知らされます。

それぞれの皆さんが
充実した命をいきられますよう、
おこがましくも祈らずにいられません。
(もちろん、自分たちを含め)

お金も権力も持たない庶民ができること

希望を捨てない事、
瞬間瞬間、出来るだけ最善の選択をすること、
祈る事

…でしょうか?




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Posted by ishigakikyusyoku at 22:29│Comments(0)実際の状況
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