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2012年08月02日

福島の子供たちへのタッチセラピーとヨーガ実習(3)

(前回からの続きです)

さて、夢のボランティア共演となった7月31日(火)、
16時から会場の青少年の家で開催です。

子どもたちはティダノファキャンプ参加者中、
アナウンスで自主的に集まってくれた希望者11名。
(なんと全員 男子でした。)

まずはヨーガの実習とDVD配布、
それから タッチセラピーの実習です。

無料DVDがもらえると聞いて来て、
「DVDだけもらって帰ろう」と言っている子もいて、

「ちょっと待ってね。このDVDは一緒に実習をした人に渡すように言われているからね。
実習は簡単だからやってみてね。」といいつつ、はじめました。

一般社団法人・日本ヨーガ学会の名前と説明、
復興支援の一つとして、被災地でのヨーガ実習やDVDの配布をされている事、
私の名前と2007年にヨーガ教師の資格を頂いたこと、

続いて、
一般的なヨーガ(エクササイズや修行)と、このヨーガの違う点の説明をしていきます。

普通の体操やストレッチとも違うのは…

1)子どもからお年寄りまで、
各人の力に応じて、筋肉を鍛えられる。
狭いところでも道具なしに筋力トレーニングができる。

2)息を整えることで気持ちを前向きに落ち着かせる習慣をつけられる。
(たとえばオリンピックのスケート選手も実践し結果を出している)

3)自分を冷静に見る練習になって、
大変なことが起きてもそこから脱出できるきっかけになる。

4)無理をしないで、体をより柔らかく、健康に出来る。

5)知っておけば誰でも、いつでもどこでも、自分のペースで出来て、生活に生かせる。

などといった利点があるので、

知っておいたら自分の財産になるし、人にも教えてあげられること。
(難しくないから、ぜひ、家族で習慣にして、周りの人にも教えてあげてね。)

実習の注意点としては

1)自然な息に合わせて行う。
2)自分の体を押し合ったり引き合って筋肉を鍛える。
3)出す力は全力の半分くらいにして、決して無理をしない。

といったことを確認した上で実習に入りました。

(立ったまま)
呼吸の確認(お腹~胸)
「あ~」という声を出しながら両腕を後ろに回して伸ばすポーズ
「う~」という声を出しながら背中と腰を押し合うポーズ
「ん~」という声を出しながら体をねじるポーズ(左右)

(座って)
「ん~」という声を出しながら膝を押し合うポーズ

ふいごの呼吸(子供なので無理のない範囲で数回)
倍数の腹式呼吸(スカ・プラーナ―ヤーマ)


と進んでいき、子供たちはそれぞれ、まじめに一生懸命やってくれました。

お母さんがヨーガをやっている子、
お母さんのお土産にもらっていこうとしている子・・・。
最初はDVDだけ持って行く、と言っていた子も、
「ヨーガ楽しかった」って声をかけてくれて、とても嬉しかったです。

結局、私が預かった9枚では配り足りず、
あと2名分は、こちらから福島のお家に送らせてもらうことになりました。

(それと、引率の方(2名中1名)が、
日本ヨーガ療法学会のYIC(ヨーガ講師)を修了され、
現在YTIC(ヨーガ療法士)を受講中とのことで、立ち会って下さり、
何か興味深い御縁を感じました。

子どもたちが、
簡単だけどとっても深~い
価値のあるこのお土産を生活に生かしてくれることを祈りつつ・・。

続いて、タッチセラピーの実習に入りました。

(続く)


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Posted by ishigakikyusyoku at 17:31│Comments(0)放射線対策
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