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2012年01月13日

『チェルノブイリ―大惨事が人びとと環境におよぼした影響』

1986年4月26日に起きたチェルノブイリ事故の被害をめぐっては、国連、IAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機構)などにより「直接的な死者は50人、最終的な死者は4000人」といった過小評価が公式化されてきましたが、実態ははるかに深刻です。

なかでも、ゴルバチョフの科学顧問を務めたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士を中心とする研究グループが2009年にまとめた報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)は、英語だけでなくロシア、ウクライナ、ベラルーシ現地の膨大な記録や文献から犠牲者数を少なくとも98万5000人と見積もっています

地震と津波が引き金となった福島原発事故により、私たちはチェルノブイリに匹敵する放射線被曝が日常化する時代を生きなければならなくなりました。

“フクシマ後”の日本人がチェルノブイリ被害から学ぶには、その真相を知る必要があります。

(チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト より)
http://chernobyl25.blogspot.com/
↑ここではその報告書の翻訳プロジェクトと翻訳の一部を紹介しています。
英語が得意な方は、リンクから原文が全て掲載されているPDFも開けます。
(和訳本も出版される予定です。)

放射能って遺伝子が傷ついて、癌になったりするんでしょ?と思っている方。

それだけではない、色々な病気にかかりやすくなるというデータがあります。
インフルエンザなどの感染症や心筋梗塞、そして認知症・・・・。

福島第一原発の事故によってこれから何が私達日本人に、そして日本に起こるのか。
これからを考えていく上で参考になる資料だと思います。

ちょっと専門すぎて難しい・・・と思われる方にオススメはこちら。
部分的な抄訳ですが、入り口には良いかも。
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/741.html
(コメント01から他にも部分的な抄訳が開けます)

こちらは他のデータも入っていますが、時系列で見やすいです。
http://koujichin.blog.fc2.com/?no=7&ul=1dccb8cefa45f6cd&mode=m

勿論「放射能はそれほど危険ではない」という説と「放射能は危険」という説があります。
どちらが正しいのか、きちんと決着はついていません。

ならば、放射能が危険であった場合に備えて、防御するに越したことはありません
(投稿者A)


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Posted by ishigakikyusyoku at 10:31│Comments(0)参考資料
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