昨日、この記事を見ました。
福島第一原発と日本の運命と全国の子供の救出
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1656.html
今とこれからの日本(世界)にとって非常に重要な情報です。
NY在住の元国連職員という立場で世界から日本を見て、
また、海外にも最高峰の科学者など連携の多い方の意見なので、
デマ扱いできないレベルです。
事故後いろいろ自分なりに情報を調べ続けて、
うすうすわかっていたのですが、
福島原発事故による被害の規模はチェルノブイリの比ではないほど深刻。
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(以下、上記記事より一部抜粋)
松村昭雄氏(元国連職員)が、
日本の子供たちを救出するため多くの国会議員に会って、
日本の破局が迫っていることを訴えました。
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日本の私の印象は、「安全心」と「平和ボケ」。
これほど、日本という母国が、
平和ボケ、安全ボケしているとは思わなかったです。
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原発の研究の最高機関、世界最高峰の元所長のコメント
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「昭雄、残念なことだけれど
-これは去年の4月、5月の話です-
福島の事故は科学的な修復は、もう無理だ。
私たちが、どんなに考えても、この福島の事故は人類が経験したことがないものだ。
私を含めて、解決策となるアイデアの一つもない」。
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世界の使用済み燃料プールの最高権威者に計算してもらった。
いったい、どのくらいのセシウムが福島第一原発にあるのか。1号機、2号機から6号機まで。
それから共用プール。
全部で約1万4000本の核燃料棒が、福島第一原発にあります。
それで、計算してもらった結果が、世界の176ヶ国に流れた数字ですが、
なんと、ボブ・アルバレス博士が最低の数字と上限の数字のうち、
いちばん低い、それは科学者の間で議論の余地のない低い数字で出してもらいましたら、
4号機だけで、1535本(未使用のものも含む)の使用済み核燃料棒が、地上30メートルの使用済み燃料プールにありますが、
それだけでも、チェルノブイリ事故のときの10倍です。これでも最低の値です。
これはヒロシマ原発の5000個分。
「昭雄、この(チェルノブイリの)10倍というのは、最低の数字だよ。(普通に考えれば)20倍から50倍まで高い数字だ。
しかし、昭雄、最低値の10倍であったとしても、この数字ではおさまらない。
なぜならば、1号機で事故が起きようと、2号機で事故が起きようと、その福島第一原発のところに人は入れないんだ。
(それを計算に入れて)総量を計算すれば、なんと(チェルノブイリの)85倍」。
ですから、最低でもヒロシマ原爆の5万発から10万発ぐらいになります。
もし、(今後、)福島第一原発の中で、何かが起きた場合には、残念ながら、何千キロ、
この博士が言うには「少なくとも三千キロは避難しなければならない」と。
(引用者注・石垣島でも2千キロ強。3千キロの距離は無い)
ボブ・アルバレス博士は、「これを昭雄、日本の指導者は分かっているんだろうか」と。
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その起こるシナリオは、こういうことです。
そのペーパーを読んでいただければ分かりますが、
一つは地震が来ても、
1号機、2号機、3号機は水素爆発して、メルトダウンを起こしていて、人が近づけないんです。
ですから、補強工事は事故以来、されていないんです。
ですから、どのくらいの地震に耐えるかというのは計算できないのです。
しかし、常識からすれば、(震度)6以上で駄目だろうと。
二番目。
これが、アルバレス博士が、もっとも確率が高いと考えているものですが、
クーリング・システムのパイプ(循環冷却システムの配管)が、応急的、暫定のものなんです。鉄管でなくてプラスティック製のものです。
ですから、これが、どこかで穴が空いても、ほぼ駄目だろうと。
ということは、
三番目は、
1号機、2号機、3号機のメルトダウンが格納容器の下に穴を開けている場合には、有名なチャイナ・シンドローム。
これが起きていない、という確証はないと。
もしそれが、地下水に到達した場合には、一気に水蒸気爆発する。
ということで、
どのひとつのものが起きても、福島全体の放射能の量は、チェルノブイリ事故のときの85倍(最低値)から、170倍です。
ということは、もう日本復興は無理です。
何百年の間は、日本の全土、ならびに韓国、中国含めて、何千キロの範囲は、ほぼ無理です。
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私はチェルノブイリ事故の実証はあるのだから、子供を実験台に使うべきではないと。
私が国連会議に参加して、いつも感じるのは、
実証が出るかでないか、というのは科学者の遊びに過ぎない、ということです。
子供は科学の実験台になるべきではないのです。
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もし、日本の政治家が、この子供の危機に目をつぶっているならば、私は、
5年後、10年後には、また日本の国民の破裂は起きると。
しかし、今、みなさんに申し上げたいのは、二つです。
もう避けられない事実があります。
それは、
(福島第一原発で)破局的なことが起きたら、これはもう終わりです。
もう、原発の再稼動の話も、どうのこうのも、世界に440もの原子炉がありますが、これも全部、もう終わりです。
こうした破局の話を(ないものとして)抜きにしても、
避けられない道は二つあるのです。
ひとつは、福島の放射能を止めるまでに、東電は40年間かかる、と言っています。
しかし、私が聞いている科学者は、「昭雄、No, it isn't. 」…60年以上かかる(と言っている)
ということは、間をとっても、
50年間、毎日、放射能が吹き続けているということです。
そして、
その放射能は消えないんです。
今、みなさんが言っている数字は、(事故後)わずか2年の量です。
これから10年、20年と、数字が積み重なるだけです。(消えないので、一方的に累積されていく)
よって、カルディコット博士は、
今後、200年以上、
日本の国民は広い地域において、
放射能(の被曝量)を検査しながら生きていかなくてはならない民族になったことを直視すべきだと言っています。
二番目に、
みなさんが覚悟しなくてはいけないことは、
この60年間に放出されることの中から、子供の問題が起きてくることは避けられないのです。
これを、どういうふうにするか、政治家、みなさんの運動によって変えなければいけないのですが、子供そのものは、これから5年、10年後には、相当数、出てくることは、もう避けられない事実です。
日本の子孫が、これから百年、二百年、高い放射能と知りつつ食べながら生きていき、
世界から批難されて、賠償請求を受けて、
我々の犯した間違いを背負って生きていかなければならないのが日本の子孫です。
しかも、我々が造ったものが10万年ですよ。10万年も放射性廃棄物を保管しなければならない責任を我々の子孫に預けて、「さよなら」と言っているようなものです。
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日本の子供の問題だという考え方を持たなければ…。被害者か、加害者かだけで見ている感じがしますね。
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今、日本の中で10万年間も保管できる場所はないです。
それどころか、世界中にもまだないんです。
アメリカにも、ないんです。
だけど、もう造ってしまったんです。
ですから、私はこの福島の事故は、他の国でも必ず起こると思います。
440の原子炉が、すでにあるんですから。その上、これから90いくつできるんですから。
韓国で(原発事故が)起きるかどうか、中国で起きるかどうか、これはもう目に見えている問題です。
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ドイツ、ロシア、フランス、カナダ、アメリカのトップのサイエンティストと話し合った結果、私の結論では民間では無理というものです。
民間では無理ということであるので、私は、アメリカの国防省の友人とも話したぐらいなんです。
ということは、技術的にも、日本だけでできるかと東電の幹部に訊いて、日本だけでできると答えた人は誰もいないです。
日本だけで、この福島の、人類で初めての大事故を収束できると答えた人はいません。
ということは、「世界の叡智を集める」という言葉しかないんです。
そして、叡智が集って、方法論は「危険を冒してやる以外にはない」のです。
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私は、他の国の軍事関係者とも話しましたが、これだけは一つ言います。
たとえば、日本がアメリカに技術援助をオファーしたとしても、アメリカは兵隊さんは絶対に(日本に)送れないと。
他の国の事故に、自分の国の兵隊さんを死を持って送ることは、どの国の大統領もできないと。
ですから、技術援助、サテライトの援助、あらゆることはするけれども、現場の中に行くのは日本人だけです。
世界の援助にしても、被曝を覚悟の現場には行きません。
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放射能の人体への被害に詳しいカルディコット博士(小児科医)の日本政府への14の提言
http://akiomatsumura.com/wp-content/uploads/2012/08/Helen-Japanese-translation-+-bio-for-web.pdf
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まあ、あの僕の結論は、みなさんが民主主義の中で生きていく上で、
唯一のやれることは説教(人に教え諭していく、ということ)しかないんですよ。
みなさんの意見を反映するシステムは
選挙です。
ですから、その選挙の中で、どのように有効的に動くかは、みなさんの運動の能力が変えると思います。
私の友人はかなりいますが、アラブのエジプト革命、これは大変な覚悟だったようですよ。
しかし、幸いにソーシャル・ネットワークというツールが、あれを実現させたんですよね。
みなさんなども、現代のツールを使った方法は、一人一人が知恵を絞るしかないと思います。
だけど、その団結は絶対に大きな波になるということは、今のアジサイ運動を見てても思いますから、そこを、みなさんが何か考えるべきじゃないかと思いますね。
民主主義でみなさんができることは、最終的には選挙ですよ。
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日本の子供たちを救う」という気持ちが盛り上がらなければ政治家は動きません。
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(とりあえず一部引用させて頂きました。)
絶望的だ~~~~~~~。
それでも前向きに生きられる限りは生きていかなくてはならない。
本当にナウシカの世界になってしまっている。
子どもたち、ごめんね。
「あなたたちは今の時代の運命を選んで生まれて来た」
なんてうそぶいて現実から逃げずに、
親としてやる事は精一杯やります。
(やってきたつもりだけど。)
松村氏は
「日本以外の国が危険をわかった上で自国の軍隊を福一原発の後処理に回すことは無い」という内容の事をおっしゃっています。
英知は世界から。
でも人身御供は日本から・・・。
自分の子供たちの未来が、
放射能まみれの上に、徴兵制度で(自衛隊員として、または別の形で)
リクビダートルとして
フクイチの後処理に回る可能性、十分にあり得ます。
↓リクビダートル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%93%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB
後はよろしく・・って・・・。
カルマ・ヨーガ(日常生活を修行の場ととらえ、善行に励みカルマの浄化を図るヨーガ。見返りを要求しない無私の奉仕精神をもって行う。)の勉強をした時に、木村慧心先生が「夜と霧」(ヴィクトール・フランクル著)に触れられていたことを思い出しました。
ナチスによる強制収容所での体験を綴った記録文学で、周りの人々が過酷な環境で希望を失って亡くなっていく中で、彼が日常の作業や生活を淡々とこなし、一つ一つに満足することで生ききった様に触れられていました。
このお先真っ暗な時代に想うのは、
投げやりにならずに、日々を大切に丁寧に生きること。
それから、
今現在もフクイチで自己犠牲の上に作業されている方が実際にいらっしゃる、ということ。
見えないけれど
色々な意味や形で自分の生活や社会は支えられていることを再認識して、
命と向き合い、
自分なりの立場で、命に対してありがたく生きる・・・。
もうそれしかないのかな?と。
もちろん、給食→お弁当持参とか、
親として気になる事、出来る範囲での自衛は前提。
出来る範囲で
良いと思ったことをして、周りに働きかけることも・・・。
そうやって、生き切る体験を味わう時代なのかもしれません。
大人としての生き方が問われます。
(ゆう)